君と僕らで革命を(DIALOGUE+JAMイベントレポート)

DIALOGUE+JAM昼夜のイベントレポートです。

感情の赴くままに、記事や動画を添えながら書いてみました。

 

image


オープニングアクト
『すべすべまんじゅうがに

スペシャルセッション

 

 

 

 


ぼく
「鼓動のように刻まれるギター
爽やかで軽やかなキーボード
可愛いだけじゃないビート
場の雰囲気が一気にチューニングされる」


初の公式ワンマンライブのオープニングで、
声優自身がバンドとして演奏するだなんて誰が予想をしたのでしょうか。

自然に沸き起こるクラップと共に会場のボルテージは一気に最高潮へ到達します。

harevutaiの設備をフルに活かしたプロジェクションマッピング的な演出にも驚かされるばかりです。

薄い幕が垂れ下がり、演奏に視覚的なエフェクトがかかります。目で、耳で、いや全身で楽しめるイベントに来ちゃったなと心の底から震えた記憶が鮮明に残っています。

(※ここからは感情のままに書き殴るので敬語が抜けて、表現がごちゃ混ぜになったりします。ご了承頂ければ幸いです。)


1.ダイアローグ+インビテーション
アーティスト:DIALOGUE+
作詞・作曲:ZAQ
編曲:堀江 晶太


『めちゃくちゃで
はちゃめちゃすぎる世界へ
ご招待しましょう』


大好きなイントロ共に
「DIALOGUE+JAMスタートです』
の宣言で全身が鼓動する。

"宣戦布告"とでも呼ぼうじゃないか。

『さぁ始めようか』

頼もしいフレーズと共にニヒルな笑みを浮かべながら、ビタミンイエローの電撃が全身を駆け抜ける。
稗田寧々さんは歌声がすごく好み。
インビテーションの特攻隊長が稗田さんで良かった。

こんな最大火力の自己紹介を初っ端から浴びせられてワクワクしないわけがないじゃないか。

生バンドの音圧を全身で享受しながら、
全身で感情を叫ぶんだ。

『言葉にできなけりゃ笑えばいい』


こんなにも感情を垂れ流したのは久々だ。
なんて贅沢な時間だったんだろう。

こうしてめちゃくちゃではちゃめちゃすぎる世界にご招待されたんだ。

2.徒花ネクロマンシー
アーティスト:フランシュシュ
作詞:古屋真  
作曲・編曲:加藤裕介


『唸れ徒花、朽ち果てても進め』

ぼく
「インビテーションの後に
やっていい曲じゃない(褒め言葉)
ここはゾンビランドイケブクロ」


高らかでアップテンポなイントロを聴いた瞬間に死んでも夢を叶えたくなっちゃった。

「生」対するアツい歌詞に乗せて、
普段の可愛い表情とは裏腹に、

「お前らかかってこい」

と言わんばかりの剣幕で煽ってくる飯塚麻結さんが非常に印象的です。

この時点で朽ち果てても進む覚悟はできていました。

それが私たちのSAGAだから。

3.all yours
アーティスト:伊藤 美来
作詞:伊藤 美来
作曲・編曲:睦月 周平


『憧れてた街 でも知らない街
自分の“らしさ”はここで作ってゆける』

ぼく
「こんなにも等身大で、ひたむきで、そして頼もしい歌詞を僕は知らない」


歌詞については、
こちらの記事を貼っておきます。

私のすべてはファンみんなのもの!―伊藤美来4thシングル『恋はMovie』インタビュー(後編)

『だから「ありがとう」だけじゃなくて「それが正解だよ」と言いたくて』

この記事はJAMが終了してから見つけたものですが、僕が歌詞から感じていた"頼もしさ"みたいなものはここから来ていたんだなと勝手に納得してしまいました。

「感謝を越えて僕らを肯定する」
そう容易く出来る事ではありません。

歌詞のひたむきさや切なさを引き出し、
終始可愛く歌い上げた仲良しキッズを心から賞賛したいと思います。

4-A.COLORFUL BOX(昼)
アーティスト:石田燿子
作詞:分島花音  作曲:カヨコ
編曲:千葉"naotyu-"直樹

『真っ白な光をどこまでも追い続けてもっと知りたい好奇心と感動の先へ』

ぼく
「可愛さが詰まった彩り豊かなステージに魅せられっぱなし。幸せなひとときでした」


明るい未来を示唆する歌詞と、
DIALOGUE+の現状がマッチして勝手に泣きそうになりました。

『未知数な物語
そのワンシーンを大切に
目に焼き付けたいから』


こんな事を意識するべきでは無いのかもしれません。しかし、僕は幸か不幸か「別れ」と言うものを知ってしまっています。

共有できるワンシーンを大切に目に焼き付けたいなと再確認させられます。

パッと花開くような内山さんの笑顔と村上さんの可愛らしい歌声は彩り豊かなステージを演出し、

カラフルな箱をひっくり返したかのような光景は"魅せられた"という表現がぴったりでしょう。

4-B.ギュッとBABY☆愛なんだBABY(夜)
アーティスト:蛍(cv.内田彩),氷柱(cv.藤田咲),星花(cv.三森すずこ)
作詞:畑亜貴  作曲:田代智一
編曲:高田暁


まぼろしの未来 くらくらしよう
反撃の将来 NEWSの嵐
愛に変わるまで私待てるかな』


田代智一さん
OVA主題歌でキャラソン…という事で、ライブで披露される機会も無かった幻の曲が、時を越えて新世代にカバーされるとは!感動!!』
(配布リーフレット・夜より引用)


まさかの初披露を回収してたんですね。
貴重な瞬間に立ち会うことができて嬉しいです。

今まで知らなかった素敵なアニソンたちと出会うことができるプラットフォームの役割をDIALOGUE+JAMは果たしてくれました。

田淵智也さん
『そして今日の楽曲たちを是非覚えて帰ってください。カバー曲は本家やクレジットにもぜひ注目してください』
(配布リーフレットより引用)


これも大きな魅力の一つだと思います。

可愛い歌詞を書かせたら日本一と言っても過言ではないでしょう。概念とも呼ばれる畑亜貴さんが作詞を担当されていて女の子らしい歌詞にメロメロになります。

徒花の剣幕とは打って変わって可愛いもちゃんとできてしまう飯塚プロ…流石です…

5-A.星屑のカーテン(昼)
アーティスト:三森すずこ
作詞・作曲:渡辺翔
編曲:中山真斗

『心の奥の方で忘れかけてた
輝いた物なんでも集めてたっけな』

ぼく
「ため息が出るほど綺麗な世界観、宮原さんの表現力には脱帽です」


普段歌う時も歌詞と感情が共鳴してしまい、
号泣しながら歌ってしまうこともしばしばある宮原颯希さん。

こちらの記事をどうぞ。

声優アーティストユニット「DIALOGUE+」デビュー記念リレーインタビュー! 第1回はアニソン大好きな鷹村彩花と闇が見え隠れする!?宮原颯希 | 超!アニメディア

『めちゃくちゃ感情移入して号泣して歌うんですけど、自分でも笑っちゃうくらい号泣するんですよ』

今までアップテンポ系の歌声しか聞いたことがありませんでした。

今回のバラードでこの表現力が世に出たと思います。素晴らしい…ほんとに素晴らしい…

本人は面白い特技と言っていますが、
この才能は今後大きな武器になるでしょう。

綺麗な星空の情景が自然と目に浮かび、
世界観が丹念に紡がれる様は、
映画のワンシーンのように光を輝いていました。

このキラキラを、いや、このキラキラも胸に秘めて生きていこうと思います。

5-B.JUSTITIA(夜)
アーティスト:Lia
作詞:稲葉 エミ  
作曲・編曲:eba

『紺碧の大地駆け抜けて
ここにいると叫びたい』

ぼく
「ファンタジックな情景が目に浮かび、歌詞が絶妙に厨二心を刺激してくる。男の子ってこう言うのが好きなんでしょ?って感じ。はい、大好きです」 


普段はふわふわとした雰囲気をお持ちで
「可愛いしかないプロレスアザラシ〜!」
と言った感じ守屋亨香さんですが、CUE!の方で担当されている志穂ちゃんやサンプルボイスの方から器用さは感じていました。

↓サンプルボイスは悶えること間違いなしなので周りに人がいない状態で聴くことを推奨します。


守屋亨香さんサンプルボイス

伸びやかなサビの高音と一人でも堂々としたお姿が印象に残っています。

6.Glow at  the Velocity of Light
アーティスト:安月 名莉子
作詞:タナカ零  作曲:ナスカ
編曲:the Third

『逃げんな、捨てんな
あつい身体いっぱいに君を流せずっと』

ぼく
「アツいメッセージが乗った歌詞に響く低音、エモとアゲの架け橋としてテンションをナチュラルに繋いでいく一閃の光です」


今までセットリストにあまり触れてこなかったのですが、テンションの繋ぎ方が個人的にとても好み。

星屑のカーテン
→Glow at  the Velocity of Light
→星をつなげて

この三曲のシナジーは天才の所業。

歌詞から"意味"を感じとり、
この繋ぎを考案した人に盛大な拍手をお送りください。

ぼく
「飯塚先生…素敵です…好きです…
流石でございます…ありがとう…」


語彙力0のオタクが出てしまいました。
失礼しました。

曲が終わった瞬間、響く低音と鬼気迫る表情に圧倒されてしまい「おぉ…これは素晴らしいな…」と思わず声が漏れるレベル。

突き上げられるような生バンドの音圧と
飯塚先生の覇気に叩きのめされました。
そういうの大好きです。もっとください。

7.星をつなげて

(シークレット夜・Gothic×Luck)
アーティスト:Gothic×Luck
作詞・作曲・編曲:じん


『君に出会える毎日が
ずっと続くといいな』

ぼく
「キラキラの夜空がブワッと目に浮かび、
ワクワクと切なさが共存した歌詞に聞き惚れてしまいました。出会える毎日はずっと続かない。だからこの一瞬一瞬を大切にしよう」


個人的にJAMで評価が爆上げした曲です。

作詞作曲がじんさんという事で、
あの眩しい夏の日々を思い出させるメロディにどこか懐かしさを覚えます。

ステージ上の一等星たちは、
鮮やかに、染まるように、
眩しいくらいにキラめいていました。

8.Relive

(シークレット昼・土屋李央)
アーティスト:dubstar
作詞・作曲:岸田
編曲:岸田教団&THE明星ロケッツ

『この世界に感動を
この現実に"革命"を』

ぼく
「り"お"に"ゃ"ん"」


今まで真面目に書きすぎました。
ここらで均衡を取ります。

現地でのジェットコースターみたいな心情の変化と僕の一言を書き殴りたいと思います。

???(驚きすぎて記憶がない)
「ゲストの土屋李央さんでーす!!!」

ぼく
「はい!?!!?!?!?!?!!
え、なに、なんなの、聞いてないよ!?」


そりゃそうだ聞いてない、
だってシクレなんだもの。

かわを。

神曲豊洲市場みたいな楽曲のラインナップに加えて、生バンドという事で既に満足していたところにまさかのシークレットゲスト。

僕は超!CUE!&Aを愛しているオタクなので、宮原さんと土屋さんの共演にはテンションが上がらないわけがありません。

ぼく
「水曜木曜が揃ったよ!!!
揃っちゃったじゃんなんなのねぇ!
月曜呼んでこい!!!!!!!」

ぼく
「え、これひょっとして火曜…
まさかねぇ…?ははははは(笑)」


そんな考えが一瞬頭をよぎりますが、
Reliveという楽曲と純粋に歌が上手い土屋李央さんで感情が爆発します。

雪が降るくらい寒い日によく家から出た。
偉いぞ、存在が偉い。
みんな木曜のラジオ聴こうな。

はい、寒さを吹き飛ばすくらいアツい8曲目となりました。

9.お願いマッスル
アーティスト:紗倉ひびき(cv.ファイルーズあい),街雄鳴造(cv.石川界人)
作詞:サイドチェスト鳥屋
作曲:サイドチェスト鳥屋,シックスパック篠崎
編曲:シックスパック篠崎

『はいっ!サイドチェストォォォォオ!!!』

ぼく
「オタク的に信用してお願いできるのはシンデレラとマッスルしかない、繋ぎの筋トレで宮原さんを残したのが偉い」


「さっぴ!キレてる!キレてる!」
の亡霊ことぼく、救済(そうじゃない)

やってきました筋肉体操のお時間です。
まずは緒方さんのキレッキレの動きの要因を探りましょう。我々はその真相を知る為ジャングルの奥地(ブックマーク)へと足を運んだ。

そしてこちら↓
声優アーティストユニット「DIALOGUE+」デビュー記念リレーインタビュー! 第3回は聖母・緒方佑奈とかわいい担当の守屋亨香 | 超!アニメディア

『特技はダンスで、ジャズダンスを習っていました。あと「よさこい」も銃年ちょっと続けていたので、身体を動かすことが得意なんです』

選ばれたのは
よさこい

でした。

メンバーからもそう呼ばれているように、
聖母のような気品溢れる微笑みを浮かべながらキレッキレのダンスを披露される緒方祐奈さん。

やっぱり「よさこい」はすごい(?)

生バンドのビートが刻まれるたびに、
心も身体もパンプアップされるかのような気分。

村上さんのギャグも更に
キレキレになる事を願います。

10-A.ギミー!レボリューション(昼)
アーティスト:内田 真礼
作詞:こだまさおり 作曲:田淵智也
編曲:やしきん

『もはや恋さえ凌駕しちゃう
新しい"革命"の予感』

ぼく
「革命というワードの共通点に、
勝手に"意味"を感じ取ってしまいました」


※以下オタクの妄想を大量に含みます。

『新しい革命の予感』
を感じた後に
『君と僕らで革命しましょ、スタート!』
との宣言が聴ける贅沢さと言ったらありゃしない…こんなんワクワクしないわけないでしょ。

『歩いた途端すぐ道になる』
とでも言い表しましょうか。

新たな物語が紡がれ、
革命がスタートする瞬間に立ち会えて、
とても光栄です。

田淵智也さん
『"俺たちの内田真礼はこんなにかわいいんだ!"を表現したいと思って書いた曲です』
(配布リーフレット・昼より引用)


とおっしゃっています。
ひたすら可愛いを詰め込んだ楽曲なので、
DIALOGUE+の中でも常に可愛いが溢れ出てしまい、独自の雰囲気を醸し出している内山さんにピタリとハマっていました。

10-B.ファっとして桃源郷(夜)
アーティスト:新庄かなえ(cv.三森すずこ)
作詞・作曲・編曲:やしきん

『お味噌塗って豊乳摂取
イソフラボンキュッボン』

やしきんさん
『"貧乳"をありとあらゆる切り口で描いた結果本楽曲が誕生した次第です』
(配布リーフレット・夜より引用)


イソフラボンキュッボン』
声に出して読みたいフレーズすぎます。

楽曲のルーツに衝撃を受けながら、
それでは皆さんご一緒に


「夜叉の構え」

数百人のオタクが夜叉の構えをしている空間が滑稽すぎて好きです。たまに思い出して笑ってる。


11.スパッと!スパイ&スパイス

(シークレット昼・安齋由香里)

アーティスト:ツキカゲ
作詞・作曲・編曲:ヒゲドライバー


『特製スパイスを効かせたら
怖いものはないでしょ?』

ぼく
「全身全霊滾らせていくぞ…
よっしゃー!かかってこーい!」


(※例によってこちらも語彙力を吹き飛ばしてお届けします。現場の雰囲気が伝わればいいな。)

待ちわびたイントロと共に血潮が滾る。
悦びという悦びが全身を駆け巡るや否や

???
(スパスパ生バンドが嬉しすぎて記憶がない)
「ここでシークレットゲストの登場です!安齋由香里さーーーーん!!!!」


明らかに"ヤバい"セリフが耳に入った。
その時の僕の脳内を可能な限り文字に書き起こしたものがこちらです。お納めください。

ぼく
「えっ!?!!!??!?!!?!安齋由香里さんって世界一可愛い火曜パーソナリティーの"あの"安齋由香里さんですか!?!?!?!?


(視界にご本人登場
ここまでの時間わずか1秒)

うぉっしゃぁぁぁぁきたきたきたきたきたきたきたきたきたぁぁあああさ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぃっ!!!!!!!」

安齋由香里さん
『ツキカゲ参上』

リリスパ視聴済みのぼく
「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"その一言はどんなスパイスよりも"滾る"んだ!!!!好き好き好き好き好き待ってたよ…モモ…雪師匠も見てっかんな…(知らんけど)」


大好きな楽曲に大好きな人がシクレで登場して嬉しくないなんてことがあるのだろうか。

いや、ない。(反語)(すなわち強い肯定)(やっててよかった古文)(古き良きパワーワード製造文法に震えろ)

更に先程も記述しましたが、
僕は超!CUE!&Aを愛しているオタクなので、全員集合に「さんCUE!!!!!!」の感情が溢れ出ます。

そして僕は楽曲派と呼ばれる人種ではないので、直感や今までの経験でしか音楽の感想は語れませんが、この曲のカッティングとかなんかそのへんがエグいってのは理解できます。
生バンドでそれを浴びてしまった贅沢さと言ったらありゃしない…心の底から気持ちのいい瞬間でした。

そして、最後に雪師匠。
モモは立派にセンターを務めていましたよ。


12.ファーストプロット 
アーティスト:夏川椎菜
作詞:夏川椎菜  作曲:田中秀典
編曲:川口圭太


※ここについて賛否両論ありそうなので苦手な方は飛ばしてください

『ずっと怖がって隠してた
大丈夫だってひとり
瞼の裏側に居場所見つけて』

ぼく
「幻想的かつミドルテンポなメロディと夏川椎奈さんのエゴや想い詰まった詩、柔らかな世界観に溺れたい」


ファーストプロットに関する夏川椎奈さんのインタビュー記事を貼っておきます。


夏川椎菜「ログライン」インタビュー

『決して暗いものにはしたくはなくて。なぜなら、いっぱい悩んだけど、今私が後悔していることは1つもないから。それをちゃんと言いたかったんです』

ご本人の決して暗いものにはしたくないという想いを汲み取ると、確かに守屋さん、内山さんが適任だったんじゃないかと思います。

内山さんの雰囲気について前述しました。
守屋さんのパッと場が明るくなるような声は天性のもの。

ご本人が歌ってこそ真価を発揮する歌と言うのは十分承知していますが、ファーストプロットの明るい側面を存分に引き出すカバーでした。
また、今回のカバーがきっかけでファーストプロットという楽曲を知り、詩に隠された想いを多少なりとも知ることができたオタクがここにいます。

その点でも充分意味のあるカバーだったと思います。素敵な楽曲に出会わせてくれてありがとうございます。

13.むにゃむにゃゲッチュー恋吹雪!
アーティスト:にゅーろん★くりぃむそふと
作詞・作曲:田淵智也
編曲:やしきん

『行け!ココロファクト!
ほら、私どうしたい?勇気を出せ!』

ぼく
「"恋はノブナガ?声に出さなきゃ成敗成敗だね"ってどんな人生を歩んできたらこんな詩が書けるのか知りたい。全部が好き」


オープニングの楽曲名が列挙される映像で、
この曲名が出るだけでオタクたちが湧くとかいう最強楽曲。

曲名が出ただけで盛り上がるってなんなんですかね…それくらいパワフルな一曲。

序盤からノンストップで繰り出されるアンセムと生バンドの臨場感に、ボコボコにされまくったタイミングでのむにゃむにゃゲッチューには会場が楽しさという概念と化します。

DIALOGUE+、バンドメンバー、オタク全てが一体となり感情の恋吹雪が吹き荒れた。harevutaiに帰りたい…

14.GO!GO!MANIAC
アーティスト:放課後ティータイム
作詞:大森祥子
作曲・編曲:Tom-H@ck

『ねぇ、好きな事に夢中んなってる瞬間ってさ生きてるって感じだし…幸せだし…だからいいや、つーかダメんなるわけなーい!』

ぼく
「"好きな事に夢中になっている瞬間"にこの歌詞はダメ。楽しくないわけがない。2020年で最高に生きてた」


演者もオタクも色々と限界に近い時間帯。

それらを振り絞ってギリギリのラインで叫び合い、感情をぶつけ合う事でライブがもう一段階上のステージに昇華しました。

全員が全員「好きな事に夢中」という一点で名曲と共に想いが重なり会場全体を巻き込みます。

15.好きだよ、好き。
アーティスト:DIALOGUE+
作詞・作曲:田淵智也

『東京は優しいか厳しいか』

ぼく
「早くフルが聴きたいし歌詞をゆっくり読みたい、歌詞カード最早ラブレターだろ」


DIALOGUE+の中では東京から一番遠い新潟県出身の宮原さんに
「東京は優しいか厳しいか」
パートをあてたのは恐らく意図的でしょう。
当日の僕はこう振り返っています。


わかる。
サビにDREAMY-LOGUEと言う単語が入っていたり記憶が正しければ他にもメンバーに寄り添った歌詞が多く存在し、メンバーの目にも光るものが。

アルバムの発売が待ち遠しいですね。

そして、迎えたラスト一曲。

16.はじめてのかくめい!
アーティスト:DIALOGUE+
作詞・作曲:田淵智也
編曲:田中秀和(MONAKA)


あらゆる理不尽を吹き飛ばし、
全てを肯定してくれる頼もしいフレーズが世界に響き渡る。

『そんじゃ手始めに革命しましょ、ご準備』

ぼく
「夜の部のラスト、最後に何もかも振り絞ってぶつけてきた"トドメの一撃"は感情がまっすぐ伝わってきて確実に僕の中で革命が起きた瞬間です」



フルスロットルで駆け抜けてきたJAMの最後の最後、切り札として放たれたトドメの一撃。

ここまでの名曲たちのカバーはそれはもうめちゃくちゃに素晴らしかった。

しかし、その名曲たちに負けじと自分たちの持ち曲でDIALOGUE+JAMの最高打点を叩き出してきた。

アイデンティティとも呼べる始まりの曲を振りかざし「これが"私達"なんだ」ときちんと自己主張をしてくるパフォーマンスは心を掴んで離さなかった。

拳を固く握り締めて
『ほらやるぞ!やるぞ!やるぞ!』
と叫ぶ姿には確かなパワーと確固たる決意を感じ、それに共鳴するかのように会場の興奮は頂点に達する。

なんて頼もしい姿だったんだろう。
熱を帯びた身体をめいっぱい動かしながら「やるぞ!やるぞ!やるぞ!」と叫び返す様は魂レベルの会話と呼びたい。

僕らは目の当たりにしたんだ。
革命が起こる瞬間を。

『君と僕らで革命しましょ、スタート』

軽く絶好調を叩き出す彼女らに、
僕はすっかり夢中らしい。

 

 

おまけ

ライブのお約束映像
『村上まなつポリス』


知り合いのオタク
「オープニングの映像いくらで買える?積極的に3万は出すけど?」


普段はネタ係のポジションを欲しいがままにしている村上まなつさん。

可愛さに全振りするともはや暴力ですね…
可愛すぎませんか…

JAM当日はセンター試験でしたが、受験生の代わりに会場は(恋に)落ちていました。

ライブの諸注意は単調なアナウンスが主流ですが、演者さんを巻き込みコメディ要素を取り込む事で一つのコンテンツにしてしまう取り組み。大好きな既視感です。

注意を促す意味でも非常に効果的だと思われます。お願いだから継続してください。それでは。